特長

• 伝動装置のコンパクト化、コストダウンができます。
  パワーエースコグは、伝動容量が従来のパワーエースに比べ高く、また、小プーリ径、高速回転にも使用できます。
• 伝動容量
  伝動容量のアップ率は、プーリ径、回転数により若干異なりますが、一般に使用される使用条件では、従来のパワーエースに比べ20〜30%のアップとなります。
• 最小プーリ径
  パワーエースコグは、ベルトの底部がコグ形状のため、小さなプーリ径にも使用できます。
• 高速運転ができます。
  パワーエースコグは、1本当たりの伝動容量が高く、遠心力による伝動ロスが小さいので、高速運転にも適したベルトで、ベルト速度40m/sまで使用できます。
• 耐熱性に優れています。
• 耐油性に優れています。
  合成ゴムを使用し耐油性を考慮したベルトのため、オイルミストや油類が若干付着する場合も使用できます。

構造

• 上帆布
  伸縮性に富んだバイアス状の帆布でベルトを保護しています。
• 接着ゴム
  心線を適正位置に保つと共に心線とゴム層の密着を良くする働きをしています。
• 心線
  ポリエステルコードを使用し、接着ゴムと完全に密着していますので走行時のベルト伸びは極めて少なく、また、心線のはく離の心配はなく安定した伝動を行うことができます。
• 下ゴム
  特殊配合の合成ゴムを使用していますので走行中の疲労が少なく耐側圧性に富んでいます。
• コグ形状
  ベルトの底部がコグ形状となっているので従来のプーリ径より小径のプーリが使用できると共に、屈曲性に富んでいるので走行中の発熱が少なく、ベルトの寿命を高めます。

• ベルトの底部が「コグ」形状となっています。
• パワーエースコグは、一般的に小径のプーリが使用される小・中型の機械に使用されることが多いためベルトの形、サイズも限定しています。

種類